【SDGs目標14】海洋プラスチック問題!未来への影響は。

環境

最近よく耳にするSDGsのプラスチック問題。

私たちが普段生活をする中で環境問題に該当することってなんだろうと疑問があったので書いていきます。

SDGsとは

SDジーズとは持続可能な開発目標という意味の「Sustainable Development Goals」の略称で、 国連総会で決められた2030年までに目指すべき17の目標です。 この17の目標は貧困、 不平等・格差、気候変動、 環境問題による影響など社会の様々な問題を根本的に解決し、より良い社会を作るために設定されています。

特に環境問題の中で、SDGs目標14”海の豊かさを守ろう”に該当する、深刻な環境問題の1つに海洋プラスチック問題があります。

SDGs目標14『海の豊かさを守ろう』とは?

SDGs目標14では「海の豊かさを守ろう」を掲げており海洋汚染の防止や海洋資源の 管理などを課題としています。私たちは目標達成に向け海のエコラベルが貼られているものを購入するなどで海の保全活動に協力できます。

そもそもプラスチックって?

発明者はレオ・ベークランド。偶然できた物質が人工プラスチック。1950年から大量生産消費を支えるためにプラスチックは製造されてきました。

以降、生産されたプラスチックは 83億トンを超え、63億トンがゴミとして廃棄されています。 プラスチックゴミは 79%が埋め立てあるいは海洋へ廃棄され、 リサイクルされているプラスチックは9%に過ぎません。 現場のペースでは2050年に120億トン以上のプラスチックが埋め立て・自然投棄される見込みだそうです。

世界では、年間3億トン製造され、そのうち3000万個は南極海まで到達していると言われています。

特に日本は消費大国でなんと先進国の中で消費数第2位!ということは…?

私達の生活圏より1番遠い場所で発見されているのであれば、浮いていない海はない!ということです。

参考資料:環境省 環境再生・資源循環局

私たちへの影響は?

海に漂う量が増えれば、小魚が食べる↪︎大きい魚が食べる🐟↪︎人が捕獲すると食物連鎖のサイクルでめぐってきます。

最近では、ナノプラスチックが問題視されており1mmの1/100万分の大きさで人間の血液に入れます。体内に侵入し、脳に到達した場合の危険性を懸念する声が脳科学専門家の間でででいるそうです。

実際に、環境化学や健康科学に関する情報の学術雑誌「Environment International」にて人間の血液からマイクロプラスチックが発見されたとの論文が公開されました。被験者の約8割から検出されたとのことです。

およそ 50%の確率でそれはペットボトルなどに使われるポリエチレンテレフタレートでありプラモデルなどに使われるポリスチレンや食品包装などに使われるポリエチレンも合わせて検出されているという。

参考資料:https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0160412022001258

まとめ

この問題は他人事ではありません。

将来の若い人達に大きく影響が出る問題でもあります。
少しでも軽減していくために日頃から個人レベルの意識を持つことが大切かもしれません。

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