【海外妊婦のリアル】中国広州から日本に一時帰国して感じたこと

中国

今回は、妊娠6ヶ月(22週)の時に中国広州から日本へ一時帰国した体験について書いています。

海外生活をしている中で、妊婦のタイミングで帰国するのは、体調面や準備に気を使うことも多いですが、1週間の滞在中に感じたことについてシェアします!

日本と海外の考え方の違い

まず初めに、妊婦が飛行機を乗ることについて日本では賛否両論ありますが、海外の考えは少し異なります。
妊婦本人の体調と赤ちゃんの検診で問題がなければ、妊婦本人の息抜きのためにも一時帰国した方が良いという考え方です。

ただし、飛行機の長時間移動が妊婦にとって負担が大きいことは事実です。体調が安定している時期を選ぶことが重要で、妊娠初期や後期は避けることが推奨されており、妊婦の体調管理を最優先に計画すること必要です。

また、航空会社ごとに妊婦への対応や制限が異なるため、事前に確認しておくことも大切です。

飛行機や移動は?一時帰国の準備と注意点

私はANAで日本へ一時帰国しました。
広州から羽田空港までのフライト時間は約5時間です。

ANAでは、出産予定日を含めた28日以内の妊娠は「診断書」の提出が必要となります。これは、安全性を考慮した措置で、妊婦さんの体調や赤ちゃんの状態を確認するために求められています。

また、優先搭乗のサービスについては、事前に予約が必要です。もし、長時間のフライトや空港利用で不安がある場合、優先的に搭乗できるサービスを利用すると、少しでも負担を軽減できるでしょう。

詳細についてはANAの公式サイト「妊娠中のお客様(国際線)」で確認できます。

私の場合、出産予定日までかなりの期間があったため、診断書の提出や同意書は必要ありませんでした。

フライト前日に検診を受け、特に問題がなかったので、日本への一時帰国を決めました。体調確認をしてからのフライトであれば、安心して移動できます。

準備リスト

医療関連の準備

妊婦健診の記録:検査結果(尿や血液)などの妊娠経過がわかるものを自身で準備しました。
もしもの緊急時(破水や出血など)に備えて、日本の病院で診察を受ける際に役立つよう、これまでの検査結果を携帯に保存して準備していました。
また、「妊娠週数、症状、気になる点」などを医師に伝えやすいようにしておくとなお良いかもしれません。

緊急時の対応方法:破水や出血などの緊急時に、日本の病院の場所や連絡先を確認しておき、どのような対応があるのか事前にホームページでリサーチしておきました。

薬の確認:服用している薬があれば薬の持参必須。私の場合は貧血だったので、鉄剤だけ持参しました。

保険関連の準備

海外旅行保険の確認:一時帰国中に適用される保険があるかどうか、特に妊婦向けのカバーがあるかを確認をしておいた方が、何かあった際に安心です。

日本の社会保険の確認:私は、帯同で中国に行っていたため、滞在中に日本の社会保険が使えるか念のため確認しました。期限が切れていなければ、使用可能なはずです。

持ち物リスト

  1. 必要な医薬品:妊娠中に必要なビタミン剤やサプリメント、体調不良時に使う薬を病院で処方してもらった薬を持参する。
  2. 快適グッズ:妊娠中の体調に配慮したクッションや、緩い服、足元のサポートグッズなど。
  3. 他のアイテム:妊婦用のサポートベルト。

母子手帳は「日本領事館」でもらえますが、発行部数が少なく入手できなかったため、持参はしませんでした。

日本での妊婦生活

日本での生活は、妊婦にとってとても快適で、「サービス・グッズ・食事」の3つの面から強くそう感じました。どれを取っても高品質で、安心感がありました。

高品質なサービスでストレスフリー

日本のサービスはやはり世界的に見ても高水準だと再認識しました。
たとえば、スーパーマーケットでは店員さんが買い物かごを荷物置き場まで運んでくれるなど、妊婦に優しい対応が日常的に受けられます。

インフラも整っていて歩きやすく、日々の移動も快適。妊娠中の生活でも安心して過ごせました。

マタニティグッズや出産準備アイテムが充実

マタニティウェアやベビー用品、出産準備グッズが店頭に豊富にそろっていて、まさにプレママの強い味方です。赤ちゃん用のおむつや肌着など、必要なものを実際に手に取って比較できたのが大きなポイント。

中国ではネットショッピングが主流で、商品を手に取って確認する機会があまりありません。その点、日本の実店舗では、質感やサイズ感をしっかりチェックできるため、安心して買い物ができました。リアルな買い物体験は、出産準備中ではとても貴重です。

妊婦でも楽しめる日本食に癒される

妊娠中は食べ物の誘惑に勝てませんよね(笑)
私自身が安定期に入っており食欲が倍増していて、美味しい食事に毎日癒されていました。

日本食は、妊婦にも優しいメニューが多く、特にチェーン店の寿司や和食は体にも心にもやさしい存在でした。栄養バランスが良く、安心して食べられる料理が多いのも魅力。食事の面でも、妊娠中の生活を豊かにしてくれる環境が整っていると感じました。

まとめ

妊婦の一時帰国は心も体もリフレッシュできる !!
今回の一時帰国は、体調に気をつけながらも、充実した時間を過ごすことができました。
日本ならではの高品質なサービス、実店舗でのマタニティグッズ選び、そして安心して楽しめる美味しい食事。すべてが妊娠中の私にとって大きな癒しとなりました。

さらに、家族や友人との再会は、妊婦生活を支えてくれる精神的な安心感をもたらしてくれます。

これから出産を迎える方の中で、一時帰国を考えている方がいれば、体調を最優先にしながら、妊婦生活を楽しみつつ、無理のない範囲で計画してみてください。

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